伝統工芸の製作体験から学ぶ

伝統工芸の製作体験学習と合せて、「手間・アイディア・値段」という授業をしています。
大体、こういった製作体験を行う職人さんたちは、作るものの歴史や説明をして、作ってもらうというパターンです。
言い換えれば、体験者は、作って、楽しかったで終わります。これだけでは、職人さんが普段、
何を意識して物を作っているかがわかりません。つまり、もの作りと生計と言うことになります。
我々の生活にも繋がります。これを児童・生徒たちに話をすることで、
児童・生徒の身の回りのことも考えられるようになるのではないかと考えました。
キーワードは、手間、アイディア、値段。そして、「何故?」「どうすれば?」という問いがが生まれれば、思考力も育めると思いました。